2008年07月08日

推理小説[福永武彦]

ミステリーの館福永武彦





福永 武彦(ふくなが たけひこ、男性、1918年3月19日-1979年8月13日)は、福岡県筑紫野市|二日市町生まれの小説家、詩人。



略歴


同人の仲間の原條あき子との間に小説家の池澤夏樹があり、声優の池澤春菜は孫娘。開成高校|開成中学・第一高等学校 (旧制)|第一高等学校を経て東京帝国大学文学部仏文科卒業。同世代の中村真一郎、加藤周一らと文学同人「マチネ・ポエティク」を結成し、日本語での押韻定型詩の可能性を追求した。戦後には、この三人で、『1946年・文学的考察』を刊行し、戦場での体験や左翼運動を経験した第一次戦後派作家とは距離をおいた文学活動をはじめた。1954年の長編小説「草の花」で、作家としての地位を確立。人間の心理を奥深く探る方法で、多くの長編小説を発表した。中村真一郎とともに堀辰雄の薫陶を受け、『堀辰雄全集』の編纂にも何度もかかわった。学習院大学で長く教鞭をとり、ヨーロッパの最先端の文学動向をよく論じた。シャルル・ボードレール|ボードレールなどの翻訳や芸術家を主題にしたエッセイでも名高い。古典の現代語訳も多く試み、『古事記』『今昔物語集』の翻訳は高い評価を得ている。また、中村真一郎・堀田善衛とともに「発光妖精とモスラ」を書き、映画「モスラ」の原作となった。また、中村真一郎・丸谷\xA1
:M0l$HAH$s$G!"@>MN?dM}>.@b$r$a$0$k%(%C%;%$!X?A0$G?dM}>.@b$r=q$-!"$=$l$r!X2CEDNbB@O:A4=8!Y$H$$$&=qL>$G1冊にまとめて刊行もしている。1977年、キリスト教朝顔教会井出定治牧師により、病床洗礼を受けクリスチャンになる。

1979年、脳内出血で死去。



代表作品



  • 塔(1948年)


  • 風土(1952年)


  • 草の花(1954年)


  • 夜の時間(1955年)


  • 冥府・深淵(1956年)


  • 愛の試み(1956年)


  • 完全犯罪(1957年・加田伶太郎名義)


  • 廃市(1960年)


  • 告別(1962年)


  • 忘却の河(1964年)


  • 幼年(1967年)


  • 海市(1968年)


  • 風のかたみ(1968年)


  • 死の島(1971年)



    アナグラムを愛好した福永


    福永は、アナグラムを愛好し、純文学以外の分野で作家活動をする際には、アナグラムによって出来たペンネームを使用したことで知られる。* 加田伶太郎…「誰だろうか」(たれだろうか)のアナグラム。


  • 船田学…「福永だ」(ふくながだ)のアナグラム。尚、「船田学」は当初、推理小説執筆時のペンネームにするつもりだったが、その由来を知った編集者から「おふざけが過ぎる」と猛烈に反対され、「加田伶太郎」を推理小説執筆時のペンネームとして急遽作成したと言われる。



    外部リンク



  • 福永武彦研究『夢のように』






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    2008年07月07日

    推理小説[森雅裕]

    ミステリーの館森雅裕





    森 雅裕(もり まさひろ、1953年4月18日 - )は、日本の推理作家・作家・小説家。兵庫県神戸市出身。



    略歴
    1983年、東京藝術大学美術学部を卒業。1985年、『画狂人ラプソディ』が第5回横溝正史ミステリ大賞で佳作を、『モーツァルトは子守唄を歌わない』が第31回江戸川乱歩賞を受賞。乱歩賞受賞作をはじめ、『椿姫を見ませんか』『ベートーヴェンな憂鬱症』などのクラシック音楽|クラシックをテーマにした作品が有名だが、扱うジャンルは多岐に渡り、その全てがミステリという訳ではない。1996年に出版された『推理小説常習犯』では危険な発言を連発、出版業界に波紋を広げる。その後も作品は発表されたが、文庫落ちや復刊は別として、商業出版社からの新刊は2000年のエッセイ『鐵のある風景』が最後となっている。また、いくつかの作品は商業ルートに乗せず自費出版されており、1995年に私家版の『いつまでも折にふれて』を刊行 
    #$3$N:nIJ$O8e1999年にKKベストセラーズ版として『さらば6弦の天使』との抱き合わせで商業出版された。またその後も、2005年に『トスカのキス』、2007年12月に 『雙』を自主出版。『トスカのキス』は既に完売したが、『雙』は冊数限定で現在もネット販売中である。『平成兜割り』を筆頭に、『流星刀の女たち』『鉄の花を挿す者』『雙』など刀剣を題材にした作品も多く、作者自身が刀剣愛好家としてファンの間では知られている。最近では彫金家としても活動し、2004年、2005年と連続で「新作刀展覧会」に作品(鐔)を出展している。出版本の大半は絶版という寂しい状況だが、独特な文体、個性的な登場人物を描写する能力は類稀なものがあり熱狂的なファンも数多く存在している。作家の北村薫、松浦理英子も森のファンであることを公言している。



    近況
    現在運営されている会員制サイトでは、作者自身でブログ更新がなされている。

    参考URL:[http://mori.cafe.coocan.jp/]

    また会員にならずとも、『雙』の購入は可能の模様である。



    著作リスト
    ★=絶版


    [小説]
    * 画狂人ラプソディ (1985年)★


  • モーツァルトは子守唄を歌わない (1985年)


  • 椿姫を見ませんか (1986年)★


  • サーキット・メモリー (1986年)★


  • 感傷戦士 〜五月香ロケーションPart1〜 (1986年)★


  • 漂泊戦士 〜五月香ロケーションPart2〜 (1987年)★


  • さよならは2Bの鉛筆 (1987年)★


  • ベートーヴェンな憂鬱症 (1988年)


  • マン島物語 The Isle Of Man Story (1988年)★


  • あした、カルメン通りで (1989年)★


  • 歩くと星がこわれる (1990年)★


  • 100℃クリスマス (1990年)★


  • 蝶々夫人に赤い靴 (1991年)★


  • 平成兜割り (1991年)★


  • 流星刀の女たち (1992年)★


  • ビタミンCブルース (1993年)★


  • マンハッタン英雄未満 (1994年)★


  • 鉄の花を挿す者 (1994年)★


  • いつまでも折にふれて(1995年)※自費出版 ★


  • 自由なれど孤独に (1996年)★


  • 会津斬鉄風 (1996年)★


  • 北斎あやし絵帖 (1998年)


  • いつまでも折にふれて/さらば6弦の天使 (1999年)★


  • 化粧槍とんぼ切り (2000年)


  • トスカのキス (2005年)※自費出版 ★


  • 雙(2007年)※自費出版


    [エッセイ]
    * 推理小説常習犯 −ミステリー作家への13階段+おまけ (1996年)★


  • 鐵のある風景 −日本刀をいつくしむ男たち− (2000年)






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    2008年07月06日

    推理小説[広瀬正]

    ミステリーの館広瀬正





    広瀬 正(ひろせ ただし、本名広瀬 祥吉(ひろせ しょうきち)、1924年9月30日 - 1972年3月9日)は、日本の小説家、SF作家、推理作家、ジャズ奏者。時間をテーマにしたSF作品を多く残し、「時に憑かれた作家」とも呼ばれる。



    略歴



  • 1924年 - 東京都京橋生まれ


  • 1942年 - 日本大学工学部建築科に入学


  • 1952年 - ジャズバンド「広瀬正とスカイトーンズ」を結成


  • 1960年 -「広瀬正とスカイトーンズ」、借金のため解散


  • 1961年 - デビュー作『殺そうとした』が『宝石』臨時増刊号に掲載される。また同年、同人誌『宇宙塵』に参加


  • 1965年 -『宇宙塵 (同人誌)|宇宙塵』に処女長編『マイナス・ゼロ』を連載


  • 1970年 -『マイナス・ゼロ』刊行、作家活動に復帰。第64回直木賞候補に推されたが落選。


  • 1971年 -『ツィス』、『エロス』刊行。『ツィス』は第65回、『エロス』は第66回の直木賞にそれぞれ推されたが、ともに落選。いずれの回も司馬遼太郎のみが激賞したが、他の委員がすべて反対して、授賞にいたらなかった。


  • 1972年 - 3月9日心臓発作により急逝。享年47。

    :その棺には友人たちの手によって「タイムマシン搭乗者 広瀬正」の紙が貼られたという。



    エピソード


    日活時代の藤田敏八が、『マイナス・ゼロ』を映画化しようとして、広瀬と共同で脚本まで執筆したという。だが、過去の銀座のセットを作るのに予算がかかりすぎるため、企画は没となった。脚本は棺に納められたという。『マイナス・ゼロ』台本



    作品リスト



  • マイナス・ゼロ ISBN 978-4087504910 (集英社文庫)


  • ツィス ISBN 978-4087504999 (集英社文庫)


  • エロス──もう一つの過去 ISBN 978-4087505351 (集英社文庫)


  • 鏡の国のアリス ISBN 978-4087505139 (集英社文庫)


  • T型フォード殺人事件ISBN 978 4087505235 (集英社文庫)


  • タイムマシンのつくり方(短編集)ISBN 978-4087505359 (集英社文庫)



    外部リンク



  • 関連リンク集

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    2008年07月04日

    推理小説[松本泰]

    ミステリーの館松本泰





    松本 泰(まつもと たい、1887年2月22日 - 1939年4月19日)は、日本の小説家、作家、推理作家である。本名は松本 泰三。東京に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業。学生時代の1911年に、少年を主人公にした自伝的小説「樹陰」を『三田文学』に発表し、『スバル』や『雄弁』などにも同傾向の作品を執筆した。これらはのちに最初の作品集『天鵞絨』(籾山書店、1913年3月)にまとめられた。同書刊行の1913年にイギリスへ遊学、1919年に帰国した。帰国後は、高島屋に勤務しながら、『三田文学』などを舞台に、英国での経験を材料にした創作を発表した。みずから奎運社を興して『秘密探偵雑誌』(のち『探偵文藝』と改題)を発刊し、探偵小説の創作や翻訳に活躍した。とくに、「犯罪小説」と呼ばれる分野での先駆者として知られている。探偵作家の牙城であった雑誌『新青年 (日本)|新青年』には1篇しか作品を発表していない。そのため、作風や探偵小説に対する考え方に関しても、いわゆる『新青年』系統の作家たちとは一線を画する存在であった。妻は翻訳家\xA1
    $N>>K\7C;R!#CfLn7=2p$NI.L>$GB??t$N%_%9%F%j$r$bH/I=$7$F$$$k!#



    作品リスト



  • 松本泰探偵小説選 1 (『論創ミステリ叢書』4、論創社、2004年2月) ISBN 4-8460-0409-0


  • 松本泰探偵小説選 2 (『論創ミステリ叢書』5、論創社、2004年3月) ISBN 4-8460-0411-2



    参考文献




    外部リンク



  • 松本 泰:作家別作品リスト(青空文庫)








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    2008年07月03日

    推理小説[高木彬光]

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    高木 彬光(たかぎ あきみつ、1920年9月25日 - 1995年9月9日)は日本の推理小説作家。

    戦後の本格推理小説界の巨匠。本名は高木 誠一。津軽方言詩人・医師の高木恭造の甥に当たる。



    来歴


    青森県青森市生まれ。旧制青森中学校(現青森県立青森高等学校)、第一高等学校 (旧制)|第一高等学校を経て、京都帝国大学工学部冶金学科卒。京大卒業後、中島飛行機に就職したが太平洋戦争終結に伴い職を失う。1947年、骨相師の勧めにより小説を書くことを志し、出来上がった『刺青殺人事件』が江戸川乱歩|乱歩に認められて翌年(1948年)出版の運びとなり、推理作家としてデビュー。他、代表作に『能面殺人事件』(1949年)、『わが一高時代の犯罪』(1951年)、『人形はなぜ殺される』(1955年)、『成吉思汗の秘密』(1958年)、『白昼の死角』(1960年)、『破戒裁判』(1961年)など。主要作品に登場する探偵は神津恭介(かみづきょうすけ)。そのほか百谷泉一郎弁護士、霧島三郎検事など、魅力的な探偵キャラクターの創造で知られる。易に造詣が深いことでも知られ、易に関する著作もある。晩年は脳梗塞を幾度も発症し、その後遺症に苦しんだ。



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  • 「謎の美人易者」として一世を風靡した黄小娥の大ファンであった。手相にも詳しく、昭和56年には角川文庫より「手相占い」が出版された。


  • 『成吉思汗の秘密』 、『邪馬台国の秘密』および『古代天皇の秘密』は、いずれも神津恭介が入院中の退屈しのぎに歴史上の謎に挑むという長編小説であり、これらの作品は、ジョセフィン・テイ()の『時の娘』(原題「The Daughter of Time」,1951年)に端を発した病院のベッドで動けない探偵が極めて限られた情報から推理する「ベッド・ディティクティヴ」という形式をとっている。


  • 『成吉思汗の秘密』において、義経=ジンギスカン説とする論理の弱さや矛盾点を海音寺潮五郎に批判される。高木は表立った反論は行わず、作品を改訂した際に神津恭介が「ある歴史小説家」への回答を行う下りを追加した。


  • 坂口安吾の未完の探偵小説『復員殺人事件』に、『樹のごときもの歩く』と題した後半部分を加筆して完結させた。


  • 時代小説、SF小説も執筆した。



    関連項目



  • 抜打座談会事件


  • 魔童子論争






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    2008年07月02日

    推理小説[サラ・パレツキー]

    ミステリーの館サラ・パレツキー





    サラ・パレツキー(Sara Paretsky, 1947年6月8日 - )は、アメリカ合衆国アイオワ州エームズ生れの作家。推理小説、探偵小説を得意とする。代表作にシカゴを舞台に女性私立探偵 V・I・ウォーショースキー の活躍を描くデビュー作『サマータイム・ブルース』("''Indemnity Only''"、1982年)、『センチメンタル・シカゴ』("''Killing Orders''"、1985年)などのヴィク・シリーズがある。 パレツキーはカンザス州で育つ。カンザス大学で政治学を学んだのち、シカゴ大学で博士号を取得する。その後はイリノイ州シカゴに居住し活動を続けている。


    [ V・I・ウォーショースキー ]


    サラ・パレツキーの創作した女探偵 V・I・ウォーショースキー (V. I. Warshawski) のVはヴィクトリアの略で作品中では「ヴィク」、「ヴィッキー」などと愛称される。元弁護士との設定。ウォーショースキーの幅広い人物像について、簡単にカテゴライズすると次のようになる。* ブラック・ラベル(スコッチウイスキー)を好む。


  • 調査のいと口をつかむため住宅に侵入することもある。


  • 格闘技に優れストリートファイトもこなす。


  • その一方で、身なりにも気を使っている。


  • ラジオから流れるオペラ音楽を口ずさむ。


  • 独身で男性とのプライベートな交際も時に楽しむ。ウォーショースキーは、持ち前の気性の激しさ、直情傾向なところ、独立心の旺盛さから幾たびとなく危険な目にあうが、 凶悪犯、詐欺師あるいは男性至上主義者といった面々に結局打ち勝つといったところが読者の共感を呼んだ。パレツキーの描く探偵小説の筋書きは、次のように典型的なスリラーの形式を踏襲している。

    ・ 小説の冒頭部では、ある犯罪(しばしば、大企業に関係する。)を隠匿するために殺人事件が起きる。

    ・ その後も、殺人事件が連続して起きる。

    ・ ウォーショースキーは、殺人者とクライマックスで対峙し辛くもその魔の手から逃れる。ストーリーの多様性に欠けるうらみもあるが、パレツキーの描く登場人物の生活や生業の描写の精緻さがこれを補っている。

    また、舞台であるシカゴの描き方も、スティーブンソン高速道路 (Stevenson Expressway) やシカゴ・カブスのシーズン中の苦戦など、その地域の風物にあふれている。


    [ 受賞歴 ]



  • 1988年 CWA賞 シルバーダガー賞 『ダウンタウン・シスター』


  • 2002年 CWA賞 ダイヤモンドダガー賞


  • 2004年 CWA賞 ゴールドダガー賞 『ブラック・リスト』


    [ 主な作品 ]



  • 『サマータイム・ブルース』


  • 『レイクサイド・ストーリー』


  • 『センチメンタル・シカゴ』


  • 『レディ・ハートブレイク』


  • 『ダウンタウン・シスター』


  • 『バースデイ・ブルー』


  • 『ブラック・リスト』





    関連リンク



  • サラ・パレツキー公式サイト(英語版)






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    2008年07月01日

    推理小説[ジョン・ダニング]

    ミステリーの館ジョン・ダニング





    ジョン・ダニング(John Dunning, 1942年1月9日 - )はアメリカ合衆国|アメリカの推理作家である。クリフォード(クリフ)・ジェーンウェイが登場する「本」をテーマとしたシリーズで知られる。



    略歴


    1942年ニューヨークのブルックリンにて生まれ、3年後父親の故郷であるサウスカロライナ州チャールストンに引っ越す。1964年に親元を離れコロラド州のデンバーに移り住み、競馬場の廏務員として働いたのち新聞社のデンバー・ポストに就職する。1970年には新聞社を辞め、様々な仕事を経験しつつ小説の執筆に取り掛かっていく。出版社とのトラブルもあって1981年以降は執筆活動を休止し古書稀覯本専門の書店を開いていたが作家仲間の強い勧めもあり1992年に『死の蔵書』で小説界に復帰した。



    作品


    推理小説


  • 封印された数字(The Holland Suggestions 1975年)


  • ジンジャー・ノースの影(Looking for The Ginger North 1980年)


  • 名もなき墓標(Deadline 1981年)


  • 深夜特別放送(Two O'Clock Eastern Wartime 2001年)

    クリフォード・ジェーンウェイもの(推理小説)


  • 死の蔵書(Booked to Die 1992年、宮脇孝雄訳) ネロ・ウルフ賞受賞


  • 幻の特装本(The Bookman's Wake 1995年、宮脇孝雄訳)


  • 失われし書庫(The Bookman's Promise 2004年、宮脇孝雄訳)


  • 災いの古書(The Sign of the Book 2005年、横山啓明訳)

    普通小説


  • Denver(1980年)

    ノンフィクション


  • Turn in Yesterday(1975年)



    外部リンク


    Official site






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    2008年06月30日

    推理小説[蒼井雄]

    ミステリーの館蒼井雄





    蒼井雄(あおい ゆう、1909年(明治42年)1月27日 - 1975年(昭和50年)7月21日)は、日本の推理作家|探偵作家(名前の読み方には「あおい たけし」説もある)。寡作なアマチュア作家ながら、日本において初めて鉄道ダイヤグラム|ダイヤを題材とした長編探偵小説『船富家の惨劇』(1935)を著したことで、日本の推理小説史に名を残している。戦後に鉄道ダイヤを用いた推理小説を書いた鮎川哲也や松本清張も、この作品に影響を受けたという。F・W・クロフツやイーデン・フィルポッツなど、1920年代以来の欧米探偵小説界においてリアリズム指向を持った作家の影響を受け、当時の日本の探偵小説界では珍しくリアリティ重視の本格探偵小説を書いたが、その活動期であった1930年代〜1940年代には、時期尚早と地味な作風のため広く受け容れられることはなかった。



    経歴\xA1



    本名は藤田優三。京都府宇治市生まれ。大阪市立都島工業学校電気科を卒業後、宇治川電力に技術者として入社。戦中戦後の電力統制を経て戦後は関西電力社員となり、定年まで同社に勤務。創作は常に余技であった。処女作は晦渋な短編『狂操曲殺人事件』(1934)で、京都を本拠とする探偵小説同人誌「ぷろふいる」に掲載された。1935年、春秋社の書き下ろし長編探偵小説懸賞に『犯罪魔』を応募。江戸川乱歩らの激賞を受けた本作は第一席を獲得し、翌1936年に『船富家の惨劇』と改題されて刊行された。元検事の中年私立探偵である南波喜市郎(なんば きいちろう)を主人公としたこの作品は、地道なアリバイ崩しを主題とした内容で、それ以前の日本製探偵小説における、通俗性やセンセーショナリズムからは距離を置いた作品であった。優れた自然風景描写を伴って、南紀、熊野路、松本、下呂と、関西から中部各地を転々とする設定は、戦前の探偵小説としては異例なスケールの大きさである。F・W・クロフツ|クロフツの『樽 (推理小説)|樽』、フィルポッツの『赤毛のレドメイン家』の影響が強い。他に長編としてはやはぁ
    jFnGH4n;TO:$rC5DeLr$H$7$?!X@%8MFb3$$N;47`!Y(1936)があるが、内容的には構想倒れの感が強く、『船富家』に及ぶ作品ではなかった。リアリズム指向は当時の探偵作家界でも少数派であり、地味な作風もあって十分な評価を受けないままに終わった。1930年代末期以降の戦時体制下における探偵小説抑圧の傾向と軌を一にして休筆した。戦後、『黒潮殺人事件』(1947)など若干数の短編を発表したものの、本業の多忙から以後ほとんど創作はない。1975年の死去後、遺作となった長編『灰色の花粉』が雑誌「幻影城 (雑誌)|幻影城」に掲載された。








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    2008年06月29日

    推理小説[黒岩涙香]

    ミステリーの館黒岩涙香





    黒岩 涙香(くろいわ るいこう、文久2年9月29日 (旧暦)|9月29日(1862年11月20日) - 大正9年(1920年)10月6日)は、明治時代の知識人、作家、翻訳家、推理作家|探偵小説家、ジャーナリスト。本名は黒岩周六。兄は黒岩四方之進。ほかに、香骨居士、涙香小史などの筆名を用いた。戒名は黒岩院周六涙香忠天居士。翻訳家、作家、記者として活動。『萬朝報(よろずちょうほう)』を創刊した。



    経歴


    土佐国安芸郡 (高知県)|安芸郡川北村大字前島(現在の高知県安芸市川北)に生まれる。16歳のときに大阪英語学校(のちの第三高等学校 (旧制)|第三高等学校の前身校のひとつ)に入学し英語力を身につけると、後に上京して成立学舎、慶應義塾に学んだ。明治15年(1882年)に創刊された『絵入自由新聞』に入社。語学力を生かして記者として活躍したが、後に翻案小説に取り組むようになる。『法廷の美人』が当たると次々に新作を発表した。逐語訳はせず、原書を読んで筋を理解したうえで一から文章を創作していた。明治25年(1892年)には『萬朝報(よろずちょうほう)』を創刊。紙名には「よろず重宝」の意味がかけられていた。幸徳秋水、内村鑑三、堺利彦らが参画したタブロイド判の日刊新聞で、一時は東京一の発行部数を誇り、最大発行部数は30万部となった。涙香はここに『鉄仮面』『白髪鬼』『幽霊塔』『巌窟王』『レ・ミゼラブル|噫無情』などの代表作を次々に掲載した。また有名人無名人の愛人関係を本人はもちろん愛人も実名住所職業入りで暴露した人気連載「弊風一斑蓄妾の次
    BNc!W$bN^9a$N<9I.$K$h$k$b$N$G$"$C$?!#



    業績





    [ 翻案小説 ]


    涙香は 100以上もの外国小説を翻案している。代表作には以下のような作品がある。


  • 月世界旅行 - 1883頃 ジュール・ヴェルヌの ''Le Voyage dans la lune'' (月世界旅行)


  • 法廷の美人 - 1888年 ヒュー・コンウェイの ''Dark Days'' (暗き日々)


  • 人耶鬼耶 - 1888年 エミール・ガボリオの ''L'Affaire Lerouge'' (ルルージュ事件)


  • 有罪無罪 - 1888年 エミール・ガボリオの ''La Corde au cou'' (首の綱)


  • 片手美人 - 1889年 F・D・ボアゴベイの ''La Main coup?e'' (切られた手)


  • 真っ暗 - 1889年 アンナ・カサリン・グリーンの ''The Leavenworth Case'' (リーヴェンワース事件)


  • 決闘の果 - 1889年 F・D・ボアゴベイの ''Continuations of a duel'' (決闘の果)


  • 美少年 - 1889年 F・D・ボアゴベイの ''O? est Z?nobie?'' (ゼノビーは何処に)


  • 死美人 - 1891〜1892年 F・D・ボアゴベイの ''La Vieillesse de Monsieur Lecoq'' (ルコック氏の晩年)


  • 血の文字 - 1892年 エミール・ガボリオの ''Le petit vieux des Batignolles'' (バティニョールの小男) (青空文庫に掲載)


  • 鉄仮面 - 1892〜1893年 F・D・ボアゴベイの ''Les Deux Merles de M. de Saint-ars'' (サン・マール氏の二羽のつぐみ)


  • 白髪鬼 - 1893年 マリー・コレリの ''Vendetta, A Story of One Forgotten'' (復讐)


  • 人の運 - 1894年 メアリー・エリザベス・ブラッドンの ''Lady Audley's Secret'' (レディ・オードレイの秘密)


  • 捨小舟 - 1894年 メアリー・エリザベス・ブラッドンの ''Diavola'' (ディアヴォラ)


  • 怪の物 - 1895年 エドモンド・ドウニイの ''The Little Green Man'' (小緑人)


  • 人外境 - 1896年 アドルフ・ペローの ''Black Venus'' (黒きヴィナス)


  • 武士道 - 1897年 F・D・ボアゴベイの ''Les Cachettes de Marie-Rose'' (マリー・ローズの隠れ家)


  • 幽霊塔 - 1899〜1900年 アリス・マリエル・ウィリアムソンの''A Woman in Grey'' (灰色の女) (青空文庫に掲載)


  • 巌窟王 - 1901〜1902年 アレクサンドル・デュマ・ペールの ''Le Comte de Monte-Cristo'' (モンテ・クリスト伯)


  • レ・ミゼラブル|噫無情 - 1902〜1903年 ヴィクトル・ユーゴーの ''Les Mis?rables'' (レ・ミゼラブル)


  • 破天荒 - 1903年 ジョージ・グリフィスの ''A Honeymoon in Space'' (空中新婚旅行)


  • 暗黒星 - 1904年 シモン・ニューコムの ''The End of The World'' (世界の果)


  • 今より三百年後の社会 - 1912年〜1913年 H・G・ウェルズの ''The Sleeper Awakes'' (睡眠者目覚める時)


  • タイム・マシン (小説)|八十万年後の社会 - 1913年 H・G・ウェルズの ''The Time Machine'' (タイム・マシン (小説)|タイム・マシン)


  • 島の娘 - 1913年 原作者サー・ウオルター・ビザントの ''Armorel of Lyonesse''


  • 今の世の奇蹟 - 1918年 H・G・ウェルズの ''The Man Who Could Work Miracles'' (奇蹟を行なう男)


    [ 創作小説 ]



  • 無惨(別題「三筋の髪、探偵小説」) - 1889年9月10日 日本初の探偵小説(創作)とされる。惨殺された身元不明の死体が握っていた三筋の髪の毛を手がかりに、2人の探偵はそれぞれ、外見的特徴、科学的特徴から犯人を推理していく。 (青空文庫に掲載)


  • 六人の死骸、探偵小説 - 1896年12月6日 


    [ 評論 ]



  • 天人論 - 1902年


  • 人尊主義 - 1910年


  • 小野小町論 - 1913年


    [ その他 ]



  • 「五目並べ」を「連珠」と命名発展させた。連珠の初代永世名人であり高山互楽を名乗った。連珠本も数冊出している。


  • 競技かるたのルールを全国で統一した。



    参考文献



  • 伊藤秀雄『黒岩涙香研究』(『幻影城評論研究叢書』5)、幻影城、1978年10月。


  • 岡直樹『偉人涙香−黒岩涙香とゆかりの人びと』、土佐文化資料調査研究会、1970年10月。


  • 伊藤秀雄『黒岩涙香』 三一書房 1988年12月15日



    外部リンク



  • 黒岩 涙香:作家別作品リスト(青空文庫)


  • 黒岩涙香を読む - 翻案小説・創作小説全リスト






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    2008年06月28日

    推理小説[覆面作家]

    ミステリーの館覆面作家



    覆面作家(ふくめんさっか)とは素性やプロフィールを殆ど明らかにしない作家のこと。



    概要


    名義は本名ではなく、ペンネームを使用している。プロフィールが謎の部分が多く、本名や顔写真は公開されず、ペンネーム名義で授賞式などの公の場に登場しない。プロフィールを明らかにする場合でも、生年、出身地や学歴などに留まり、人物像がつかみにくいようになっている。また、それ以外の覆面作家の定義はやや曖昧である(覆面作家を自称する場合や自称しない場合もある)。すでに著名活動している有名人が他名義で覆面作家になる場合もあれば、当初から素性などを明らかにしない覆面作家も存在する。素性を明らかにしない理由として、例えば、


  • 著名人と明らかにしないことによって作品に先入観を持たれないようにする。


  • 別名義で作品を出版し、後で同一人物であることを発表して、社会にインパクトを与える。


  • 一般人の場合、素性を明らかにすると本業に支障をきたす恐れがある。作家が本業である場合も、諸々の事情で本業に支障をきたす恐れがある。


  • 素性を明らかにして自らのプライバシーや名誉を荒らされたくない。


  • 自らの作品に対する内容的(場合によりその他諸々な)責任を回避、もしくは放棄し易くする。


  • 反体制側の人間であり、政府から迫害される恐れがある。

    などがあげられる。また、複数の作家で一人の覆面作家になることもある。



    覆面作家の例(元覆面作家を含む)



  • T・K生 - 池明観・翰林大学首席教授の変名


  • ロード・オーシュ - ジョルジュ・バタイユの変名


  • A・J・クイネル


  • ジェイムズ・ティプトリー・Jr.


  • ピエール・モリオン - アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの変名


  • ポーリーヌ・レアージュ - ドミニク・オーリーの変名


  • バーナビー・ロス


  • アンディ・マクナブ


  • ミッキー・スピレイン


  • 麻生幾


  • 一橋文哉


  • 福永武彦|加田伶太郎


  • 北川歩実


  • 北村薫


  • 鯨統一郎


  • 田勢康弘|黒河小太郎


  • 堺屋太一 - 「油断!」では、某中央官庁(経済産業省|通商産業省)勤務としていた。


  • 榊山保 - 三島由紀夫の変名


  • 嵯峨島昭


  • 坂木司


  • 桜井亜美


  • 属十三


  • 殊能将之


  • 鷹見緋沙子


  • 大井廣介|田島莉茉子


  • 中田永一


  • 沼正三


  • 氷川透


  • 北条民雄


  • 舞城王太郎


  • 物集高音


  • 山野車輪


  • 朴泰赫 - 加瀬英明が韓国人を擬装したとされている



    関連項目



  • ペンネーム






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    2008年06月27日

    推理小説[中井英夫]

    ミステリーの館中井英夫





    中井 英夫(なかい ひでお、1922年9月17日 - 1993年12月10日)は、日本の短歌編集者、小説家、詩人。推理小説、幻想文学作家。本名は同名。別名に塔晶夫、碧川潭(みどりかわ ふかし)、黒鳥館主人、流薔園園丁、月蝕領主。東京市滝野川区田端に生まれ育つ。父は植物学者で国立科学博物館館長、陸軍司政長官・ジャワ・ボゴール植物園園長、小石川植物園園長等を歴任した東京帝国大学名誉教授の中井猛之進。東京高師附属中(現在の筑波大学附属中学校・高等学校)で嶋中鵬二や椿實らの知遇を得る。一年浪人して府立高等学校 (旧制)|旧制府立高等学校(新制東京都立大学の前身、現在の首都大学東京)に進み、戦時中は学徒動員で市谷の陸軍参謀本部に勤務。東京大学文学部言語学科に復学するが、中退して日本短歌社に勤務、その後角川書店に入社、短歌雑誌を編集する。代表作の長編小説『虚無への供物』は、アンチ・ミステリの傑作として高く評価され、夢野久作の『ドグラ・マグラ』、小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』とともに日本推理小説の三大奇書に数えられる(現在は竹本健治の『匣の中の次
    :3Z!Y$b4^$a$F!V;MBg4q=q!W$H$b!K!#$=$NB>$K$bi,i/$d9uD;$r4pD4$H$7$?88A[E*$J:nIJ$r?tB?$/H/I=$7$?!#



    略歴



  • 1922年 東京府豊島郡滝野川町に生まれる。3歳から母より日記をつけさせられ、歌を作らされた。幼時の友人に芥川龍之介二男の芥川多加志がいた。


  • 1929年 東京高師附属小学校(現在の筑波大学附属小学校)に入学。同級生に鶴見俊輔がいる。このころ『足の裏を舐める男』などの妄想小説を書き、江戸川乱歩を耽読。


  • 1946年 東京大学在籍時に第14次『新思潮』の編集に携わる。同人に嶋中鵬二、椿實、吉行淳之介らがいた。


  • 1949年 大学を中退して日本短歌社に勤務。短歌雑誌『短歌研究』『日本短歌』の編集長となり、葛原妙子、中城ふみ子、塚本邦雄、寺山修司らを輩出。


  • 1952年 父、猛之進歿。国立科学博物館にて植物葬。


  • 1956年 角川書店へ入社、『短歌』編集長となり、春日井建、浜田到らを発掘。


  • 1962年 江戸川乱歩賞に一部まで完成した『虚無への供物』の前半部分を応募するが次席にとどまる。


  • 1964年 『虚無への供物』を完成し、講談社から塔晶夫名義で刊行。塔晶夫という筆名はフランス語の「お前は誰だ(トワ・キ)」「おおっ!」のもじりであるKAWADE 道の手帖『中井英夫 虚実の間(あわい)に生きた作家』(河出書房新社、2007年)所載「インタビュー 塔晶夫は語る──『虚無への供物』を巡って」p.150


  • 1973年 心臓発作で入院。その後1975年頃から不整脈に苦しむようになる。


  • 1974年 『悪夢の骨牌』で第2回泉鏡花文学賞受賞。北軽井沢に山荘「流薔園」を開き、流薔園園丁と称する。


  • 1986年 「中井英夫作品集」刊行開始。


  • 1993年 奇しくも『虚無への供物』開巻と同日の12月10日、曜日も同じ金曜日に日野市の病院にて逝去。12日に通夜、13日に告別式。葬儀は台東区下谷の法昌寺にて営まれた。葬儀委員長・相澤啓三、導師・福島泰樹。



    作品リスト



  • 「虚無への供物」講談社 1964年(塔晶夫名義)


  • 「見知らぬ旗」河出書房新社 1971年(短編集)


  • 「幻想博物館」平凡社 1972年(連作短編集、「太陽」1970年7月-71年6月号)


  • 「悪夢の骨牌」平凡社 1973年(連作短編集、「太陽」1973年1-12月号)


  • 「黒鳥の囁き」潮出版社 1974年(短編集)


  • 「人形たちの夜」潮出版社 1976年(連作短編集、「潮」1975年3-86年2月号)


  • 「人外境通信」平凡社 1976年(連作短編集、「太陽」1975年7月-76年6月号)


  • 「蒼白者の行進」筑摩書房 1976年


  • 「光のアダム」角川書店 1978年


  • 「真珠母の匣」平凡社 1978年


  • 「秘文字」社会思想社 1979年(日影丈吉、泡坂妻夫との共著)


  • 「月蝕領宣言」立風書房 1979年


  • 「とらんぷ譚」平凡社 1980年


  • 「薔薇への供物」龍門出版社 1981年(短編集)


  • 「夜飛ぶ女」講談社 1983年(短編集)


  • 「金と泥の日々」大和書房 1984年(連作短編集、「ユリイカ」1981年1月-82年10月号)


  • 「名なしの森」河出書房新社 1985年(短編集)


  • 「夕映少年」雪華社 1985年(短編集)


  • 「他人の夢」深夜叢書社 1985年詩・エッセイ


  • 「彼方より」深夜叢書社 1971年(日記、詩集「戦前詩編 水星の騎士」、短編)1975年に増補版


  • 「黒衣の短歌史」潮出版社 1971年


  • 「眠る人への哀歌」思潮社 1972年


  • 「黒鳥の旅もしくは幻想庭園」潮出版社 1974年(エッセイ集)


  • 「ケンタウロスの嘆き」潮出版社 1975年(文学論集)


  • 「薔薇幻視」平凡社 1975年(書下しエッセイ)


  • 「香りへの旅」平凡社 1975年(書下しエッセイ)


  • 中井英夫詩集(現代詩文庫66)」思潮社 1976年(「眠る人への哀歌」「水星の騎士」他)


  • 「香水に寄せる11の脚韻詩の試み」世界文化社 1978年


  • 「地下を旅して」立風書房 1979年(エッセイ集)


  • 「香りの時間」大和書房 1981年(エッセイ集)


  • 「流薔園変幻」立風書房 1983年(戦後日記1975-82年)


  • 「黒鳥館戦後日記 西荻窪の青春」立風書房 1983年(戦後日記1945-46年)


  • 「地下鉄の与太者たち」白水社 1984年(エッセイ集)


  • 「続・黒鳥館戦後日記 西荻窪の青春」立風書房 1984年(戦後日記1947-49年)


  • 「月蝕領崩壊」立風書房 1985年(戦後日記1982年)


  • 「暗い海辺のイカルス達」潮出版社 1985年(エッセイ集)


  • 中井英夫戦中日記 彼方より 完全版」河出書房新社 2005年作品集


  • 中井英夫作品集』三一書房 1969年

    (「虚無への供物」「黒鳥譚」「青髯公の城」「あら皮」を収めたもの)


  • 中井英夫作品集』三一書房 1986-89年

    (全十巻・別巻一)


  • 中井英夫全集」創元ライブラリ 1996-2006年



    参考文献



  • 中井英夫スペシャル 別冊幻想文学1』幻想文学会出版局 1986年6月


  • 『彷書月刊』第18巻第10号/通巻第205号(特集=中井英夫に会いにいく。)、弘隆社、2002年9月。



    外部リンク



  • とらんぷ館



    脚注









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    2008年06月26日

    推理小説[アーサー・コナン・ドイル]

    ミステリーの館アーサー・コナン・ドイル





    アーサー・コナン・ドイル(Arthur Conan Doyle KBE、本名:Arthur Ignatius Conan Doyle、1859年5月22日 - 1930年7月7日)はイギリス・スコットランドのエディンバラ生まれの小説家で、推理小説や歴史小説を多く著したほか、サイエンス・フィクション|SFや戯作など、多岐にわたる活躍を示した。シャーロック・ホームズシリーズ|『シャーロック・ホームズ』シリーズに登場する史上最高の名探偵シャーロック・ホームズを生み出した事で知られ、エドガー・アラン・ポーとともに現代の推理小説の生みの親とされている。現実社会でもジョージ・エダルジ事件The George Edalji Case、オスカー・スレイター事件The Oscar Slater Caseで被疑者の無実を主張し、冤罪を晴らすために力を尽くした。また、冤罪を防ぐために刑事察
    v7o$N95AJ1!$r@_N)$9$k$3$H$K?TNO$7$?!#SF分野では『失われた世界』、『毒ガス帯』などチャレンジャー教授が活躍する作品群を、また歴史小説でも『白衣の騎士団』、『勇将ジェラールの回想』などを著している。



    年譜


    1859年、スコットランドの首都・エディンバラで、イングランド生まれの父とアイルランド人母の間に生まれた。父方の祖父・ジョン(:en:John Doyle (artist)|John Doyle)はダブリンで生まれロンドンに出て"H.B."の筆名で著名な風刺画家となり、伯父のリチャード・ドイル(:en:Richard Doyle (illustrator)|Richard Doyle)はイラストレーターで、ドイル家はアイルランド系で芸術の職につくものが多かった。イエズス会系のインデペンデント・スクールであるストーニーハースト校(:en:Stonyhurst College|Stonyhurst College)に学んだが、学校を離れた1875年にキリスト教を拒絶して不可知論者となった。その後1876年から1881年にかけてエディンバラ大学で医学を学んだ。このときアストン(:en:Aston|Aston:現在はバーミンガムの一地域となっている)の町で医師の助手として働いている。父親がアルコール依存症により精神病院に入院したため、在学中に捕鯨船に船医として乗り込み、一家の家計を支えた。大学卒業後はアフリカ航路の汽船の船医となった後、山師の気を持つ級友とプリマスで診療所を共同経営したぁ
    ,7v2^JL$l$7$?!#$=$N8e%]!<%D%^%9 (イングランド)|ポーツマス市のサウスシー(:en:Southsea|Southsea)地区に診療所を開いた。専門は眼科。彼の診察所はふるわなかったが、患者を待つ間に彼は作品を書き溜めた。なお「そのころ、現在FAプレミアリーグに属しているポーツマスFCの創設時に同チームに所属しており、初代ゴールキーパー (サッカー)|ゴールキーパーを務めていた」と広く信じられている。実際に所属していたのはポーツマスFCとは別のポーツマスAFCというクラブで、このクラブはポーツマスFCが結成される4年前に解散している。1884年、『J・ハバクック・ジェフソンの証言』(''J.Habakuk Jephson's Statement'')という1872年のメアリー・セレスト号(Mary Celeste)乗組員失踪事件に基づいたフィクションであるマリー・セレスト号(Marie Celeste)事件についての短編小説が『コーンヒル・マガジン』(''Corn-hill Magazine'')1月号に匿名で投稿掲載され評判になる(この小説のためメアリー・セレスト号失踪事件がマリー・セレス\xA1
    %H9f$H8m$C$?L>>N$N$^$^M-L>$H$J$k!K!#1885年、彼は患者の姉\xA1
    $G$"$C$?
    %k%$!<%:!&%[!<%-%s%:$H7k:'$7$?!#H`=w$O7k3K$N$?$a$K1906年に死去した。彼はその後1897年の出会いのときに一目ぼれをしたものの、妻を気遣って精神的なかかわりをもち続けていたジーン・リッキーと1907年に結婚した。1887年のクリスマス、彼の最初のシャーロック・ホームズシリーズである『緋色の研究』が『ビートンクリスマス年鑑』にシャーロック・ホームズの登場として発表された。発表後はしばらく売れなかったが、アメリカ合衆国|アメリカの出版社の依頼により『四つの署名』を発表してから、ホームズは莫大な人気を博した。だが、ドイル自身は自らの歴史小説やSF物のほうに価値を感じ、シャーロック・ホームズシリーズを快くは思っていなかった。『白衣の騎士団』のような中世の騎士道を描きたかったといわれる。1890年、ドイルはウィーンで目|眼球の研究をし、翌1891年にロンドンへ移り、眼科専門医として診療所を開いたが、患者が訪れない暇を執筆時間に充てた。ドイルは医者を止めて作家として暮らしを立てていくことを決心したが、作者が望む以上のホームズ人気の高まりに、同年11月の母拭
    F$X$NC$7$F$7$^$$$?$$!#%[!<%`%:$OKM$N?4$r$h$j$h$$$b$N$+$iC5De$H;W$$9~$^$l$k$3$H$b$"$j!"?oJ,JD8}$5$;$i$l$?$h$&$G$"$k!#$J$*!"%[!<%`%:%7%j!<%:$K$OB?$/$NL7=b$,B8:_$9$k$3$H$bCN$i$l$k$,!"%I%$%k$O$=$l$i$K5$IU$$$F$$$J$,$i$b4:$($F=q$-D>$7$r$9$k$3$H$O$;$:$K!"FI


    著作


    }}


  • 『緋色の研究』


  • 『四つの署名』


  • 『バスカヴィル家の犬』


  • 『恐怖の谷』


  • 『シャーロック・ホームズの冒険』


  • 『シャーロック・ホームズの思い出|シャーロックホームズの思い出』


  • 『シャーロック・ホームズの帰還』


  • 『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』


  • 『シャーロック・ホームズの事件簿』


  • 『失われた世界』


  • 『マラコット深海』


  • 『毒ガス地帯』


  • 『ジェラール准将の冒険』


  • 『ジェラール准将の回想』


  • 『白衣の騎士団』


  • 『ナイジェル卿の冒険』


  • 『霧の国』


  • 『コナン・ドイルの心霊学』



    参考文献



  • コナン・ドイル 『わが思い出と冒険―コナン・ドイル自伝』 ISBN 410213414X


  • コナン・ドイル 『スターク・マンローからの手紙 』ISBN 4309204546


  • ジョン・ディクスン・カー 『コナン・ドイル』(定番) ISBN 4150004609


  • ジュリアン・シモンズ 『コナン・ドイル』 ISBN 4488100066


  • ロナルド・ピアソール 『シャ−ロック・ホームズの生れた家』 ISBN 410600237X ISBN 4309460763


  • 河村幹夫 『コナン・ドイル―ホームズ・SF・心霊主義』 ISBN 4061490613


  • 水野雅士 『手塚治虫とコナン・ドイル』 ISBN 4787291599


  • 小林司・東山あかね 『シャーロック・ホームズの醜聞』 ISBN 4794964056



    エピソード


    2006年5月22日には彼の誕生日を記念し、一日限定で検索サイト『google』のロゴになった。ロゴには彼の有名作品「シャーロック・ホームズ」シリーズに登場する架空の探偵、シャーロック・ホームズのシルエットや足跡、街灯があしらわれたものであった。彼の出身地であるイギリスのエジンバラには、「コナンドイル」という店名のパブがある。



    脚注






    外部リンク
    * ドイル アーサー・コナン:作家別作品リスト(青空文庫)


  • Wikisource








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    2008年06月25日

    推理小説[ダシール・ハメット]

    ミステリーの館ダシール・ハメット





    ダシール・ハメット(Samuel Dashiell Hammett、1894年5月27日 - 1961年1月10日) は、アメリカのミステリ作家。推理小説の世界にいわゆるハードボイルドスタイルを確立した代表的な人物である。代表作は『マルタの鷹』。サム・スペードやコンチネンタル・オプなどの探偵を創造した。「ハメット賞(The HAMMETT Prize)」は、彼の業績を称え、その名を冠したものである。国際推理作家協会(IACW:International Association of Crime Writers)北米支部によって制定されたもので、1992年より毎年、アメリカもしくはカナダ人作家を対象としてノミネートされた作品から最優秀一作を選定している。



    経歴


    東欧ユダヤ系移民の貧しい境遇に生まれ、様々な職業を経験した。第一次世界大戦後はアメリカ屈指の探偵会社であるピンカートン探偵社の探偵として働いていたこともある。この際の経験が、後の作品『血の収穫』などに生かされていると言われる。その後、肺結核を患って文筆活動に入る。1920年代中期から、推理小説雑誌『ブラック・マスク』誌に短編推理小説の執筆を開始。同誌の看板作家の一人となった。「報告書のように簡潔な」筆致で、登場人物の行動を描く彼のハードボイルドスタイルは、この頃に確立されている。当時の初期作品にしばしば登場したのが、小太りのコンチネンタル探偵社社員「コンチネンタル・オプ」である。1929年には『血の収穫』、続いて『デイン家の呪』とコンチネンタル・オプものの長編を送り出した。特に『血の収穫』は壮絶なバイオレンスドラマで、その後のアクション小説・映画に多大な影響を与えた。1929年に『ブラック・マスク』誌に連載され、翌年単行本となった『マルタの鷹』は、ハメットのもっとも有名な作品である。サンフランシスコの私立探偵サム・スペードが真相追求のために行動する姿を完全客観のカメ\xA1
    %i%"%$%9%?%$%k$GIA$-!"8eB3$N%O!<%I%\%$%k%I:n2H$NHO$H$5$l$k!#


    また、1931年の長編『ガラスの鍵』は、賭博師ネド・ボーモントを主人公に錯綜した事件を描いた作品で、やはり厳しい客観筆致で描かれており、自身のもっとも好きな自作であった。この2作はとりわけ後世の評価が高い。1934年には、やや通俗的なタッチで夫婦探偵の活躍を描いた『影なき男』を書き、これは大衆からも人気を博した。


    しかし、その後のハメットは、自作の映画化で収入が得られるようになったこともあってか、創作意欲は衰えている。1942年、太平洋戦争勃発後、彼は陸軍に志願し、戦時中のほとんどをアリューシャン諸島で陸軍の新聞を作る下士官として過ごしたが肺気腫で除隊している。労働者の実態をよく知るが故に、ハメットは労働運動にも強い共感を持っていた。彼は反ファシストであり1930年から1937年にはアメリカ共産党にも入っていた。だがそれが第二次世界大戦後のアメリカで吹き荒れた「赤狩り」の被害にあう原因ともなり、友人の密告を受け起訴され、自らの活動や他の共産党メンバーに関する自白を拒み続けた結果、法廷侮辱罪で有罪判決を受け受刑した。晩年は病と不遇のうちに亡くなっている。



    作品





    [小説作品]





  • 『血の収穫』


  • 『ガラスの鍵』


  • 『闇の中から来た女』


  • 『影なき男』


    [映画化作品]


    ハメットの長編小説は、1930年代から1940年代にかけて映画化されている。


    [マルタの鷹]


    ワーナー・ブラザーズ社が映画化権を取り、1931年と1936年の二度にわたって映画化したがヒットしなかった。ワーナー社は1941年に3度目の映画化を行った。ジョン・ヒューストンの初監督作品で、公式には、ハンフリー・ボガートの初主演作である。ボガート扮するスペードの厳しい演技、ヒューストンの原作に忠実な脚本と切れ味の鋭い演出、そして多彩な脇役陣とが相まって、歴史に残る名作となった。このヒューストン版があまりに傑出していたため、以後『マルタの鷹』は映画化されていない。


    [ガラスの鍵]


    1942年のリメイク版が有名。スチュアート・ヘイスラーが監督、脚本は『ブラック・マスク』出身の推理作家でハメットとも親交のあったジョナサン・ラティマー。主演アラン・ラッド、共演ヴェロニカ・レイク。


    [影なき男]


    1934年にW・S・ヴァン・ダイクJr監督で映画化。ウィリアム・パウエルとマーナ・ロイがおしどり探偵役で主演し、続編が作られるほどのヒット作となった。


    [その他]


    黒澤明の映画「用心棒」(1962年)は、モチーフを『血の収穫』から得ている。1983年の映画『ハメット』は、ヴィム・ヴェンダースの監督作品で、原作はハメットファンの作家ジョー・ゴアズ。ダシール・ハメットその人を探偵役に異様な物語が展開される。ハメット役のフレデリック・フォレストは、ハメットそっくりに扮して好演。



    関連項目



  • 推理作家一覧


  • レイモンド・チャンドラー


  • リリアン・ヘルマン






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    2008年06月24日

    推理小説[名探偵]

    ミステリーの館名探偵





    名探偵(めいたんてい)とはミステリなどに登場する手に入れた情報や証拠をもとに推理を行い真実を探り出し、事件を解決へと導く存在のことである。名「探偵」とはなっているが探偵を職業としない「名探偵」も多い(作品外では「探偵役」とも呼ばれる)。名探偵の歴史はエドガー・アラン・ポーが生み出したオーギュスト・デュパンより始まるとされている。デュパンが初登場した短編『モルグ街の殺人』は世界初の推理小説とも言われている。そしてその40数年後にはアーサー・コナン・ドイルがシャーロック・ホームズを生み出す。ホームズの存在は名探偵という存在を一般化し、その後ミステリ界には数多くの名探偵が生まれることとなる。日本における名探偵の代表\xA1
    3J$H$7$F$O6bED0l9L=u$,5s$2$i$l$k!#



    関連項目



  • 探偵


  • 怪盗






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    2008年06月23日

    推理小説[ドルリー・レーン]

    ミステリーの館ドルリー・レーン





    ドルリー・レーン(''Drury Lane'')は、バーナビー・ロスの小説に登場する架空の探偵。

    元はウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピアの俳優。聴覚を失ったために引退。現在はニューヨーク郊外の丘に建つ「ハムレット荘」にて、隠遁生活を送っている。読唇術を身につけており、電話以外では通常の人間と何ら変わりなく生活できる。数多くの犯罪者を演じてきたためか、犯罪者の心理を見抜くのが得意で、ニューヨーク市警のサム警部らの要請を受け、難事件の捜査に乗り出す。また、役者の経験を生かして自ら変装して捜査・証拠集めにも奔走する。登場事件は「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」「レーン最後の事件」の4編。「レーン最後の事件」で、劇に出て来そうな台詞を残して謎の服毒自殺を遂げる。レーンがろう者|聾者であるという設定には、筋書き上の意味がある。なお、ドルリー・レーンという名称は、ロンドンのコヴェント・ガーデン地区にある通りの名でマザー・グースのひとつ『マフィン売り The Muffinman』のなかにも謳われている。ロンドン最古とされるシアター・ロイヤル|ドルリー・レーン劇場が現存する。シェイクスピア俳優らしい命名である。








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    2008年06月22日

    推理小説[太田蘭三]

    ミステリーの館太田蘭三





    太田 蘭三(おおた らんぞう、1929年4月19日-)は日本の小説家。三重県鈴鹿市出身。中央大学法学部卒。同人誌「新表現」を経て1956年に時代小説でデビュー。長年続けてきた登山と釣りの経験を生かし、釣り雑誌にエッセイや小説を連載していたが、1978年に『殺意の三面峡谷』で山岳推理の新境地を開拓した。『釣部渓三郎』シリーズが非常に人気を持っていて、ほかに『顔のない刑事』シリーズ、『北多摩署純情派』シリーズや、映画化された『死に花』など。



    主な著書



  • 『脱獄山脈』


  • 『誘拐山脈』


  • 『白の処刑』


  • 『闇の検事』






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    2008年06月21日

    推理小説[ロバート・ファン・ヒュー%j%C%/]

    ミステリーの館ロバート・ファン・ヒューリック





    ロバート・ハンス・ファン・ヒューリック(Robert Hans van Gulik, 1910年 - 1967年)はオランダの小説家、外交官。



    人物


    ヘルダーランド州ズトフェン出身。ライデン大学卒業。ユトレヒト大学で東洋学博士号を取得後、外務省入省。1938年に駐日オランダ公使館書記官として来日。太平洋戦争の勃発によって一時収容された後、中国に渡った。終戦後に再来日して、1951年の『迷路の殺人』をはじめとする狄仁傑(ディー判事)が主人公の推理小説を発表した。1967年 日本・東京にて死去



    作品





    [長編]



  • ''"The Chinese maze murders"''

    :『迷路の殺人』(魚返善雄訳, 大日本雄弁会講談社, 1950年)

    ::改題『中国迷宮殺人事件』(講談社[講談社文庫], 1981年)

    :『中国迷路殺人事件』(松平いを子訳, 筑摩書房[ちくま文庫],1995年)


  • ''"The Chinese bell murders"''

    :『中国梵鐘殺人事件』(松平いを子訳, 三省堂, 1989年)


  • ''"The Chinese lake murders"''

    :『中国湖水殺人事件』(大室幹雄訳, 三省堂, 1989年)


  • ''"The Chinese gold murders"''

    :『黄金の殺人』(沼野越子訳, 東都書房, 1965年)

    :『中国黄金殺人事件』(大室幹雄訳, 三省堂, 1989年)

    :『東方の黄金』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2007年)


  • ''"The Chinese nail murders"''

    :『中国鉄釘殺人事件』(松平いを子訳, 三省堂, 1989年)

    :『北雪の釘』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2006年)


  • ''"The Haunted monastery"''

    :『雷鳴の夜』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2003年)


  • ''"The Emperor's pearl"''

    :『白夫人の幻』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2006年)


  • ''"The Lacquer screen"''

    :『ディー判事 四季屏風殺人事件』(松平いを子訳, 中央公論新社[中公文庫], 1999年)


  • ''"The Red pavilion"''

    :『紅楼の悪夢』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2004年)


  • ''"The Willow pattern"''

    :『柳園の壺』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2005年)


  • ''"Murder in canton"''

    :『南海の金鈴』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2006年)


  • ''"The Phantom of the temple"''

    :『紫雲の怪』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2008年)


  • ''"Necklace and calabash"''

    :『真珠の首飾り』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2001年)


  • ''"Poets and murder"''

    :『観月の宴』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2003年)


    [短編集]



  • ''"The Monkey and the tiger"''


  • ''"Judge Dee at work"''

    :『五色の雲』(和爾桃子訳, 早川書房[ハヤカワ・ミステリ], 2005年)


    [論考]



  • ''"Sexual life in ancient China"''

    :『古代中国の人間の性|性生活』(松平いを子訳, せりか書房, 1988年)








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    2008年06月20日

    推理小説[内田康夫]

    ミステリーの館内田康夫






  • 内田康夫(うちだ やすお、男性、1934年11月15日 - )は、東京都北区 (東京都)|北区出身の日本の推理作家。


  • 内田康夫(うちだ やすお)は、上記の内田康夫が執筆する小説作品に登場する劇中人物。プロフィールは作者である内田康夫のものに準ずる。小説内において『軽井沢のセンセ』という愛称で呼ばれており、交友範囲が異様に広い。

    ----



    概要


    西村京太郎、山村美紗らに代表される、旅情ミステリー大家の一人として知られる。代表作(シリーズ)に『浅見光彦シリーズ』『岡部和雄|岡部警部シリーズ(テレビドラマ版は「岡部警部シリーズ」参照』『竹村岩男|信濃のコロンボシリーズ(テレビドラマ版は「信濃のコロンボ事件ファイル」参照)』など。特に『浅見光彦シリーズ』は、テレビ会社各局の2時間ドラマ帯にて長期シリーズを獲得するなど人気を博しており、その中の一作『天河伝説殺人事件』は映画にもなった。後述における「初期三作」のうち、商業デビュー作とされる第三作『後鳥羽伝説殺人事件』は『浅見光彦シリーズ』の第一作でもある。近年は日本経済新聞夕刊にて時代小説「地の日 天の海」を連載(2007年10月連載終了)。発表した作品の累計発行部数は1億部を超える。



    来歴


    埼玉県立川越高等学校、東洋大学文学部卒業。コピーライター、CM製作会社の社長を経験し、1980年(昭和55年)に第一作『死者の木霊』を、翌年(1981年、昭和56年)に第二作『本因坊殺人事件』を栄光出版社よりそれぞれ自費出版した。この初期2作のうち『死者の木霊』が朝日新聞1981年3月8日朝刊の読書欄にて紹介されて話題となり、第三作となる『後鳥羽伝説殺人事件』が1982年(昭和57年)、廣済堂出版より発刊されて商業ベースのデビュー作となる。その後、初期2作は別の出版社に買い上げられた。『死者の木霊』は1983年(昭和58年)に講談社文庫より『本因坊殺人事件』は1984年(昭和59年)にエイコー・ノベルズより出版されており、その後に各出版社(集英社、角川書店など)が発刊を手がけている。ただし出版社が書籍に附す通常のプロフィールにおいては「執筆第一作でありメディアにおいて最初に取り上げられた作品」と言う意味で『死者の木霊』をデビュー作として置いている。現在は軽井沢に在住。夫婦で豪華客船の旅に出るなど、悠々自適の生活を楽し\xA1
    $s$G$$$k!#



    作品リスト


    後ろの括弧内は執筆順である。また中には内田作品に登場する探偵の『競演もの』が多数存在する。


    [浅見光彦シリーズ]



  • 後鳥羽伝説殺人事件(3)


  • 平家伝説殺人事件(5)


  • 赤い雲伝説殺人事件(9)


  • 津和野殺人事件(13)


  • 佐渡伝説殺人事件(16)


  • 白鳥殺人事件(18)


  • 天城峠殺人事件(20)


  • 小樽殺人事件(22)


  • 高千穂伝説殺人事件(23)


  • 「首の女」殺人事件(25)


  • 漂白の楽人(27)


  • 鏡の女(28)

    :短編集「鏡の女」「地下鉄の鏡」「透明な鏡」


  • 美濃路殺人事件(30)


  • 長崎殺人事件(31)


  • 終幕(フィナーレ)のない殺人(33)


  • 竹人形殺人事件(35)


  • 軽井沢殺人事件(36)

    :信濃のコロンボシリーズとのクロスオーバー作品


  • 佐用姫伝説殺人事件(37)


  • 恐山殺人事件(38)


  • 日光殺人事件(39)


  • 天河伝説殺人事件[上・下巻](40)


  • 鞆の浦殺人事件(41)


  • 志摩半島殺人事件(42)


  • 津軽殺人事件(43)


  • 江田島殺人事件(44)


  • 隠岐伝説殺人事件[上・下巻/上下合本あり](46)


  • 城崎殺人事件(48)


  • 隅田川殺人事件(50)


  • 横浜殺人事件(51)


  • 金沢殺人事件(52)


  • 讃岐路殺人事件(53)


  • 日蓮伝説殺人事件[上・下巻/上下合本あり](54)


  • 琥珀の道(アンパーロード)殺人事件(55)


  • 菊池伝説殺人事件(56)


  • 神戸殺人事件(58)


  • 琵琶湖周航殺人歌(59)


  • 御堂筋殺人事件(60)


  • 歌枕殺人事件(61)


  • 伊香保殺人事件(62)


  • 平城山(ならやま)を越えた女(63)


  • 「紅藍(くれない)の女(ひと)」殺人事件(64)


  • 耳なし芳一からの手紙(65)


  • 三州吉良殺人事件(66)


  • 上野谷中殺人事件(67)


  • 鳥取雛送り殺人事件(68)


  • 浅見光彦殺人事件(69)


  • 博多殺人事件(70)


  • 喪われた道(71)


  • 鐘(72)


  • 「紫の女」殺人事件(73)


  • 薔薇の殺人(74)


  • 熊野古道殺人事件(75)


  • 若狭殺人事件(76)


  • 風葬の城(77)


  • 朝日殺人事件(78)


  • 透明な遺書(80)


  • 坊っちゃん殺人事件(81)


  • 「須磨明石」殺人事件(82)


  • 斎王の葬列(84)


  • 鬼首(おにこうべ)殺人事件(86)


  • 箱庭(88)


  • 怪談の道(89)


  • 歌わない笛(90)


  • 幸福の手紙(91)


  • 沃野の伝説[上・下巻](93)

    :信濃のコロンボシリーズとのクロスオーバー作品


  • 札幌殺人事件[上・下巻](94)


  • 軽井沢通信


  • イーハトーブの幽霊(97)


  • 記憶の中の殺人(99)


  • 華の下にて(100)


  • 蜃気楼(101)


  • 姫島殺人事件(102)


  • 崇徳伝説殺人事件(104)


  • 皇女の霊柩(106)


  • 遺骨(107)


  • 鄙の記憶(109)


  • 藍色回廊殺人事件(112)


  • はちまん[上・下巻](114)


  • 黄金の石橋(115)


  • 氷雪の殺人(117)


  • ユタが愛した探偵(119)


  • 秋田殺人事件(123)


  • 貴賓室の怪人「飛鳥」編(124)


  • 不知火海(125)


  • 鯨の哭く海(126)


  • 箸墓幻想(127)


  • 中央構造帯(128)


  • しまなみ幻想(129)


  • 贄門島[上・下巻](130)


  • 化生の海(133)


  • 十三の冥府(134)


  • イタリア幻想曲 貴賓室の怪人II(135)


  • 他殺の効用 内田康夫ミステリー・ワールド(136)

    :短編集「他殺の効用」「乗せなかった乗客」「透明な鏡」「ナイスショットは永遠に」「愛するあまり」


  • 上海迷宮(137)


  • 風の盆幻想(138)


  • 逃げろ光彦


  • 悪魔の種子(140)


  • 棄霊島[上・下巻]

    :浅見光彦シリーズ第百作


  • 還らざる道


  • 長野殺人事件

    :信濃のコロンボシリーズとのクロスオーバー作品


  • 幻香




    [浅見光彦シリーズ 紀行文・随筆]



  • 浅見光彦のミステリー紀行 第1集(79)


  • 浅見光彦のミステリー紀行 第2集(85)


  • 浅見光彦のミステリー紀行 第3集(87)


  • 浅見光彦のミステリー紀行 第4集(92)


  • 浅見光彦のミステリー紀行 番外編1(95)


  • 軽井沢通信 浅見光彦からの手紙(96)


  • 浅見光彦のミステリー紀行 第5集(98)


  • 浅見光彦のミステリー紀行 番外編2(103)


  • 全面自供 浅見光彦と内田康夫 いいたい放題(110)


  • 浅見光彦のミステリー紀行 第6集(111)


  • ふりむけば飛鳥 浅見光彦世界一周船の旅(113)


  • 浅見光彦を追え ミステリアス信州(116)


  • 浅見光彦のミステリー紀行 第7集(118)


  • 名探偵浅見光彦の食いしん坊紀行(120)


  • 極秘調査ファイルシリーズ(内田康夫監修/浅見光彦倶楽部編著)

    ::極秘調査ファイル1 浅見光彦の秘密(121)

    ::極秘調査ファイル2 浅見光彦の真実(122)


  • 浅見光彦のミステリー紀行 第8集(128)


    [ 信濃のコロンボシリーズ ]



  • 死者の木霊(1)


  • 戸隠伝説殺人事件(7)


  • 「信濃の国」殺人事件(19)


  • 北国街道殺人事件(34)


  • 追分殺人事件(45)


    [その他(ミステリー作品)]



  • 本因坊殺人事件(2)


  • 「萩原朔太郎」の亡霊(4)


  • 遠野殺人事件(6)


  • シーラカンス殺人事件(8)


  • 夏泊殺人岬(10)


  • 倉敷殺人事件(11)


  • 多摩湖畔殺人事件(12)


  • パソコン探偵の名推理(14)


  • 明日香の皇子(15)


  • 「横山大観」殺人事件(17)


  • 杜の都殺人事件(21)


  • 王将たちの謝肉祭(24)


  • 盲目のピアニスト(26)


  • 軽井沢の霧の中で(29)


  • 十三の墓標(32)


  • 少女像(ブロンズ)は泣かなかった(47)


  • 湯布院殺人事件(49)


  • 釧路湿原殺人事件(57)


  • 死線上のアリア(83)


  • 存在証明(108)


  • Escape 消えた美食家(131)




    [その他(再録短編集)]



  • 龍神の女 内田康夫と5人の名探偵(132)




    [その他(随筆など)]



  • 我流ミステリーの美学 内田康夫自作解説第1集(105)


  • 歌枕かるいざわ(129)


    [その他(ファンタジーロマン)]



  • 靖国への帰還


    [オーディオブック]



  • 『他殺の効用』 2007年(USEN・ことのは出版)





    劇中人物としての内田康夫


    内田康夫は自作の小説の中に「小説家・内田康夫」なるキャラクターを登場させている。主に『浅見光彦シリーズ』に登場し、浅見から事件のレポートを受け取りそれを小説にするという役柄を持つ(ただしめったに事件に首を突っ込まないし、浅見のために何かをするわけでもない。いわゆる「シャーロック・ホームズにおけるワトソン」役ではない)。「内田康夫」は浅見からすれば厄介事を持ってくる張本人の一人であり敬遠したい相手と設定されている。



    内田康夫を演じた人物



  • 伊東四朗 - 浅見光彦シリーズ#フジテレビ版|フジテレビ版浅見光彦シリーズ 熊野古道殺人事件・天河伝説殺人事件(2008年、金曜プレステージ)



    外部リンク



  • 内田康夫公認浅見光彦倶楽部公式サイト* SEON内田康夫FAN*オーディオブック『他殺の効用』ダウンロード販売 「USEN J-21 耳で読む文芸・ミステリー」サイト






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    2008年06月19日

    推理小説[浜尾四郎]

    ミステリーの館浜尾四郎





    濱尾 四郎(はまお しろう、1896年4月24日 - 1935年10月29日)は、日本の弁護士、推理作家|探偵小説家。子爵。貴族院議員。日本の探偵小説界でも珍しい、上流階級の司法専門家であり、その法律知識を活かした質の高い本格探偵小説作品をものしたことで知られるが、早世により寡作に終わった。



    経歴


    東京市麹町区に男爵で医学博士の加藤照麿の4男として生まれる。東京帝大に入学した年に東大総長、文部大臣などを歴任した子爵濱尾新の養子になった。東京大学|東京帝国大学法科大学卒業。検察官|検事を経て弁護士となる。実際の犯罪事件に携わる職業柄、大正時代末期から犯罪研究のエッセイなどを著述していたが、その縁から探偵小説界と関わりを持つようになり、1929年に短編『彼が殺したか』を雑誌『新青年』に掲載して作家デビュー。短編ではその多くでテーマとして「人が人を裁くことの限界」を真摯に考察しており、優れた作品を残した。特に、天一坊改行|天一坊事件を裁くことになった大岡忠相|大岡越前守の立場から、裁く者の限界を厳しく突いた短編『殺された天一坊』(1929年)は、戦前日本の探偵小説の中でも屈指の秀作に挙げられている。また、S.S.ヴァン・ダインの『グリーン家殺人事件』などに影響されて長編本格探偵小説にも取り組み、私立探偵・藤枝真太郎を主人公とした長編『殺人鬼』などを発表。活劇調の通俗探偵小説が氾濫した昭和初期に、論理的な本格探偵小説を追求した先駆者として 
    "8e@$$+$iI>2A$5$l$F$$$k!#Ev;~!"DLB/C5De>.@b$rMp:n$7$D$D$b?4>pE*$KK\3JGIC5De>.@b$X$N79E]$,6/$+$C$?9>8M@nMpJb$H$O?F$7$+$C$?$,!"%f%K!<%/$JE@$H$7$FN>


    略歴



  • 筑波大学附属小学校|東京高等師範学校附属小学校を経て、


  • 1914年 - 筑波大学附属中学校・高等学校|東京高等師範学校附属中学校(現・筑波大学附属中学校)卒業


  • 1917年 - 第一高等学校 (旧制)|第一高等学校卒業


  • 1922年 - 東京大学|東京帝国大学法学部卒業


  • 1924年 - 検事に任ぜられ東京地方裁判所兼東京区裁判所検事局勤務


  • 1925年 - 子爵に叙せられる


  • 1928年 - 検事を辞職し弁護士開業


  • 1933年 - 貴族院議員に当選


  • 1935年 - 脳溢血により急逝



    家庭 親族


    祖父は東大総長、貴族院議員等を歴任した教育家の加藤弘之。コメディアンの古川緑波は実弟。元東宮侍従の濱尾実と、カトリック教会枢機卿の濱尾文郎は実子。



    作品



  • 浜尾四郎探偵小説選』(『論創ミステリ叢書』6)、論創社、2004年4月。ISBN 4-8460-0416-3


  • 『博士邸の怪事件』


  • 『殺人鬼』


  • 『鉄鎖殺人事件』


  • 『平家殺人事件』(未完)





    外部リンク



  • 浜尾 四郎:作家別作品リスト(青空文庫)






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    2008年06月17日

    推理小説[シャーロック・ホームズシ%j!<%:]

    ミステリーの館シャーロック・ホームズシリーズ





    シャーロック・ホームズシリーズは、アーサー・コナン・ドイルの著名な作品のひとつで、主人公のシャーロック・ホームズと友人で書き手のジョン・H・ワトスンの織り成す推理小説である。1887年から1927年にかけて60編(長編4、短編56)が発表された。長編として発表した第1作、第2作はあまり人気が出なかったが、イギリスの月刊小説誌ストランド・マガジンに依頼されて短編を連載したところ大変な人気となった。以降の作品は、長編も含めてすべて同誌に発表された。物語は基本的に、事件の当事者あるいは捜査に行き詰まった警察が、ホームズに助けを求めて訪ねて来るところから始まる。ホームズが現場に調査に行き、警察の見過ごした証拠を発見し、推理を働かせて事件の謎を解いて物語は終わる。ほとんどの作品がワトスンによる事件記録という形で書かれている。変人の探偵と常識人の相棒をコンビにして、相棒を物語の書き手とするスタイルは、史上初の推理小説といわれる『モルグ街の殺人』(エド\xA1
    %,!




    主な登場人物



  • シャーロック・ホームズ


  • ジョン・H・ワトスン*ハドスン夫人


  • マイクロフト・ホームズ


  • メアリー・モースタン(ジョン・H・ワトスン|ワトスン夫人)(:en:Mary Morstan|Mary Morstan)


  • レストレード警部 (:en:Inspector Lestrade|Inspector Lestrade)


  • グレグスン警部 (:en:Tobias Gregson|Tobias Gregson)


  • スタンリー・ホプキンズ警部 (:en:Stanley Hopkins|Stanley Hopkins)


  • ジェームズ・モリアーティ教授


  • アイリーン・アドラー



    作品リスト





    [ 正典 ]


    ドイルが書いた60編の事件は、熱狂的なファン(シャーロキアン)から正典(''The Canon''(コナン''Conan''・ドイルのアナグラムでもある))と呼ばれている。日本では聖典ともいう。シリーズのほとんどの作品がワトスンの一人称で記述されているが、「最後の挨拶」と「マザリンの宝石」は三人称、「白面の兵士」と「ライオンのたてがみ」はホームズの一人称で記述されている。「グロリア・スコット号事件」と「マスグレーヴ家の儀式」は、ホームズがワトスンと知り合う以前の体験を語って聞かせるという体裁をとり、実質ホームズの一人称での記述になっている。また『緋色の研究』と『恐怖の谷』の後半に、かなり長く三人称で過去の出来事を語った部分がある。以下の邦題は新潮文庫版のものである。TV化された作品など、異なる邦題は多数存在し、原典の直訳とは全く違う内容に即した題名が充てられているものもある。かっこ内は、それらのうち大きく異なっているものである。


    [ 長編 ]



  • ''A Study in Scarlet'' - 緋色の研究


  • ''The Sign of Four'' - 四つの署名(四つのサイン)


  • ''The hound of the Baskervilles'' - バスカヴィル家の犬


  • ''The Vally of Fear'' - 恐怖の谷


    [ 短編集 ]


    ・ ''The Adventures of Sherlock Holmes'' - シャーロック・ホームズの冒険


  • ''A Scandal in Bohemia'' - ボヘミアの醜聞


  • ''Red-Headed League'' - 赤毛組合


  • ''A Case Of Identity'' - 花婿失踪事件(花婿の正体)


  • ''The Boscombe Valley Mystery'' - ボスコム渓谷の惨劇


  • ''The Five Orange Pips'' - オレンジの種五つ


  • ''The Man with the Twisted Lip'' - 唇のねじれた男(もう一つの顔)


  • ''The Adventure of the Blue Carbuncle'' - 青い紅玉(青いガーネット、青いルビー)


  • ''The Adventure of the Speckled Band'' - まだらの紐


  • ''The Adventure of the Engineer's Thumb'' - 技師の親指


  • ''The Adventure of the Noble Bachelor'' - 独身の貴族(花嫁失踪事件)


  • ''The Adventure of the Beryl Coronet'' - 緑柱石の宝冠


  • ''The Adventure of the Copper Beeches'' - ぶな屋敷(ぶなの木立)

    ・ ''The Memoirs of Sherlock Holmes'' - シャーロック・ホームズの思い出(シャーロック・ホームズの回想)


  • ''Silver Blaze'' - 白銀号事件(銀星号事件、名馬シルヴァー・ブレイズ)


  • ''The Adventure of the Cardboard Box'' - ボール箱イギリス版ではシャーロック・ホームズの思い出に、アメリカ版ではシャーロック・ホームズ最後の挨拶に収録されている。


  • ''The Yellow Face'' - 黄色い顔


  • ''The Adventure of the Stock-broker's Clerk'' - 株式仲買店員


  • ''The Adventure of the Gloria Scott'' - グロリア・スコット号事件


  • ''The Adventure of the Musgrave Ritual'' - マスグレーヴ家の儀式


  • ''The Adventure of the Reigate Squire''ストランド・マガジンでの題名。''Squire''の部分が、『シャーロック・ホームズの思い出』収録時には''Squires''、アメリカ版では''Puzzle''と改題された。 - ライゲートの大地主


  • ''The Adventure of the Crooked Man'' - 背中の曲がった男(かたわ男)


  • ''The Adventure of the Resident Patient'' - 入院患者


  • ''The Adventure of the Greek Interpreter'' - ギリシャ語通訳


  • ''The Adventure of the Naval Treaty'' - 海軍条約文書事件


  • ''The Final Problem'' - 最後の事件

    ・ ''The Return of Sherlock Holmes'' - シャーロック・ホームズの帰還(シャーロック・ホームズの生還)


  • ''The Adventure of the Empty House'' - 空き家の冒険


  • ''The Adventure of the Norwood Builder'' - ノーウッドの建築業者


  • ''The Adventure of the Dancing Men'' - 踊る人形


  • ''The Adventure of the Solitary Cyclist'' - 孤独な自転車乗り(美しき自転車乗り)


  • ''The Adventure of the Priory School'' - プライオリ学校


  • ''The Adventure of Black Peter'' - ブラック・ピーター


  • ''The Adventure of Charles Augustus Milverton'' - 犯人は二人(チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン、恐喝王ミルヴァートン、毒ヘビ紳士)


  • ''The Adventure of the Six Napoleons'' - 六つのナポレオン(六つのナポレオン像)


  • ''The Adventure of the Three Students'' - 三人の学生


  • ''The Adventure of the Golden Pince-Nez'' - 金縁の鼻眼鏡


  • ''The Adventure of the Missing Three-Quarter'' - スリークウォーター失踪


  • ''The Adventure of the Abbey Grange'' - 僧坊荘園(アベイ農場、アベ荘園、アビィ農園、修道院屋敷)


  • ''The Adventure of the Second Stain'' - 第二の汚点(第二のしみ)

    ・ ''His Last Bow'' - シャーロック・ホームズ最後の挨拶


  • ''The Adventure of Wisteria Lodge'' - ウィスタリア荘


  • ''The Adventure of the Cardboard Box'' - ボール箱


  • ''The Adventure of the Red Circle'' - 赤い輪


  • ''The Adventure of the Bruce-Pardington Plans'' - ブルースパーティントン設計書


  • ''The Adventure of the Dying Detective'' - 瀕死の探偵


  • ''The Disappearance of Lady Francis Carfax'' - フランシス・カーファックス姫の失踪


  • ''The Adventure of the Devil's Foot'' - 悪魔の足


  • ''His Last Bow'' - 最後の挨拶

    ・ ''The Case-Book of Sherlock Holmes'' - シャーロック・ホームズの事件簿


  • ''The Adventure of the Mazarin Stone'' - マザリンの宝石


  • ''The Problem of Thor Bridge'' ソア橋


  • ''The Adventure of the Creeping Man'' - 這う男


  • ''The Adventure of the Sussex Vampire'' - サセックスの吸血鬼


  • ''The Adventure of the Three Garridebs'' - 三人ガリデブ


  • ''The Adventure of the Illustrious Client'' - 高名な依頼人


  • ''The Adventure of the Three Gables'' - 三破風館(スリー・ゲイブルズ)


  • ''The Adventure of the Blanched Soldier'' - 白面の兵士


  • ''The Adventure of the Lion's Mane'' - ライオンのたてがみ


  • ''The Adventure of the Retired Colourman'' - 隠居絵具師


  • ''The Adventure of the Veiled Lodger'' - 覆面の下宿人


  • ''The Adventure of Shoscombe Old Place'' - ショスコム荘


    [ 外典 ]


    ・ホームズの名前は出てこないが、彼らしき人物が登場するドイル作品


  • 消えた臨急


  • 時計だらけの男

    ・ドイル自身によるホームズもののパロディ


  • ワトスンの推理法修行


  • 競技場バザー

    ・ドイルの手による戯曲(関連作品 - 舞台の項を参照)


  • 王冠のダイアモンド


  • まだらの紐#戯曲版『まだらの紐』|まだらの紐

    ・ドイルの手によらないホームズ作品


  • ルパン対ホームズ(モーリス・ルブラン 作)


  • 指名手配の男(ドイルの未発表作品かと思われた贋作)



    日本での出版





    [ 前史 ]


    日本は、英語圏以外でもっとも早くホームズものが紹介された国のひとつである。1899年には「血染の壁」の邦題で、毎日新聞に『緋色の研究』が連載されている。ホームズは本間、ワトスンは和田と日本人にされ、舞台はベルリンに変えられた(翻訳者は「無名氏」とされ、誰であったかは不詳)。同じ年には水田南陽が「冒険」のいくつかを中央新聞で翻訳している。外遊した際にホームズものの人気を聞きつけ、帰国後にこれを訳したという。「冒険」の出版が1892年なので、わずか7年で持ち込まれたことになる。「赤毛組合」を「銀行盗賊」としてしまうなど、題名でネタを割ってしまっている珍訳も目立つ。




    [月曜書房版]



  • 訳者 延原謙


    [ 新潮文庫版 ]



  • 訳者 - 延原謙(改版にあたり、嗣子の延原展が修正を加える)日本で最初に全編を翻訳。ページ数の制約のために各短編集から計8編が割愛されている。これを補うため、割愛した作品を1冊にまとめた独自の短編集『シャーロック・ホームズの叡智』が出版された。『叡智』という題の本は、正典には存在しない。


    [ ハヤカワ文庫版 ]



  • 訳者 大久保康雄


    [ 創元推理文庫版 ]



  • 訳者 阿部知二、深町真理子


    [ 河出書房新社版(シャーロック・ホームズ全集) ]



  • 訳者 - 小林司、東山あかねオックスフォード大学出版版の「注釈・解説」を訳し、付けられている。さらに初版本の挿絵を掲載。


    [ ちくま文庫版(シャーロック・ホームズ全集) ]



  • 監訳 - 小池滋全作品を年代順に再編成(「グロリア・スコット号事件」〜「最後の挨拶」)し、ウィリアム・ベアリング=グールドによる詳解な解説と注釈をつける。


    [ 光文社文庫版(新訳シャーロック・ホームズ全集) ]



  • 訳者 - 日暮雅通2006年1月から刊行が始まった新訳版。


    [ 講談社版(シャーロック・ホームズ大全) ]



  • 訳者 - 鮎川信夫シリーズ全60話のうち47話を1冊に収録。有名なシドニー・パジェットによる挿絵を多数掲載。小林司、東山あかねによる解説つき。昭和61年発行。



    関連作品





    [ 舞台 ]



  • 時計の下に(1893年)

    :ホームズが登場する最初の舞台。


  • シャーロック?ホームズ(1899年)

    :ウィリアム・ジレット脚色、主演のもっとも成功した舞台。


  • シャーロック?ホームズの苦境(1905年)

    :ジレットの脚色、主演。


  • まだらの紐(1910年)

    :ドイル自身の脚色による舞台化。


  • 王冠のダイアモンド――シャーロックホームズとの一夜(1921年)

    :ドイルの脚本。「マザリンの宝石」の原型。


  • コンク・シングルトン卿文書事件(1948年)

    :ジョン・ディクスン・カーの脚本。


  • バラドール・チェンバーの怪事件(1949年)

    :カーの脚本。


  • シャーロック?ホームズ(1953年)

    :ベイジル・ラスボーンが最後にホームズを演じた舞台。


  • シャーロック?ホームズ(1976年)

    :ジレットのリバイバル。レナード・ニモイ主演。


  • ミュージカル シャーロック?ホームズの不思議な冒険(1977年)


  • シャーロック・ホームズの不思議のできごと―子供のためのミュージカル・ミステリ(1977年)


  • 血の十字架(1980年) チャールトン・ヘストン主演。


    [ 映画 ]



  • シャーロック・ホームズ(1921年)


  • シャーロック・ホームズ(1922年)


  • シャーロック・ホームズ(1929年)


  • シャーロック・ホームズ(1932年)


  • バスカヴィル家の犬 (1959年の映画)|バスカヴィル家の犬 (1959年)


  • シャーロック・ホームズの冒険 (1970年の映画)|シャーロック・ホームズの冒険(1970年)


  • シャーロック・ホームズの素敵な挑戦(1976年)


  • 新シャーロック・ホームズ おかしな弟の大冒険(1976年)


  • ヤング・シャーロック ピラミッドの謎(1985年)


  • ヤング・シャーロック・ホームズ 対決モリアーティ教授(2002年)


  • シャーロック・ホームズ バスカヴィル家の犬|バスカヴィル家の獣犬(2002年)

    :DVDのタイトルでは『バスカヴィル家の獣犬』となっているが、2007年1月に日本放送協会|NHKにて放映された際の日本語タイトルは『バスカヴィル家の犬』となっていた。


    [ テレビ ]



  • シャーロック・ホームズの冒険 (テレビドラマ)|シャーロック・ホームズの冒険(1984年)

    :日本ではNHKで放送されたドラマシリーズ。


  • 名探偵ホームズ(1985年)

    :テレビ朝日系で放送されたアニメ。登場人物は全て犬にされた。


    [ カセットブック]


    TBSブリタニカから下記の18作品のオーディオドラマを収録したカセットテープが1987年に発売された。各巻2話収録(長編を除く)。                                                              

    ボヘミアの醜聞・高名の依頼人 / 赤髪連盟・青いガーネット

    唇のねじれた男・まだらの紐 / バスカヴィル家の犬(長編・一話収録) /

    銀星号事件・最後の事件 / 四つの署名(長編・一話収録) /

    空家の冒険・美しき自転車乗り / アベ農園・ソア橋 / 這う人・悪魔の足

    / ブルースパテリントン設計書・最後の挨拶                                               


    [ 朗読CD ]


    新潮社から下記の10作品の朗読を収録したカセットテープ・コンパクトディスク|CDが発売されている。緋色の研究 / 四つの署名 / ボヘミアの醜聞 / 赤髪組合 / 唇の捩れた男 / 青いガーネット

    まだらの紐 / バスカヴィル家の犬 / 六つのナポレオン


    [ ドラマCD ]


    アクトワンレコーズから下記の作品のオーディオドラマが発売されている。『緋色の研究』


    [ ゲーム ]


    シャーロック・ホームズシリーズはその内容と知名度から、度々推理アドベンチャーゲームの題材とされた。


  • 『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』(1986年)

       トーワチキから発売されたファミリーコンピュータ用アクションアドベンチャーゲーム。後継作品に『名探偵ホームズ 霧のロンドン殺人事件』(1988年)、『名探偵ホームズ Mからの挑戦状』(1989年)がある。いずれもアニメの名探偵ホームズとは一切関係ない。


  • 『ロレッタの肖像』(1987年)

       セガから発売されたアドベンチャーゲーム。SG-1000、セガ・マークIIIなど当時のセガ家庭用ゲーム機全機種に対応。


  • 『シャーロック・ホームズの探偵講座』(1991年)

       ICOM Simulations社開発のパソコンゲーム。日本ではPCエンジン版がビクター音楽産業より、FM TOWNS版が富士通より発売された。続編に『シャーロック・ホームズの探偵講座II』(1993年)がある。


  • 『ディジタル・ホームズ』(2001年)

       アークシステムワークス社開発のプレイステーション2|PS2用ゲーム。現代のイギリスを舞台にホームズとワトソンの子孫が活躍する。プレイヤーキャラクターが探偵(ホームズ)ではなく、助手(ワトソン)という所が珍しいかもしれない。ちなみに、他の登場人物も原作に登場したキャラクターの子孫という設定。


    [ ライバルたち ]


    ホームズもののヒットで掲載誌ストランド・マガジンが売り上げ部数を伸ばすと、ライバル各誌はこぞって個性的な名探偵の登場する推理小説を掲載し、その中からいわゆる「シャーロック・ホームズのライバルたち」(創元推理文庫で、同名の翻訳シリーズが刊行された)が生まれた。アルセーヌ・ルパンは、厳密な定義ではこの「ライバルたち」に含まれないが、現在ではほぼ同列に扱われている。*ニック・カーター


  • ジョン・イヴリン・ソーンダイク


  • オーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン(思考機械)


  • 隅の老人


  • マックス・カラドス


  • アブナー伯父|アンクル・アブナー


  • マーチン・ヒューイット


  • レジナルド・フォーチュン


  • プリンス・ザレスキー


  • アプルビイ警部


    [ パロディまたはパスティーシュ ]


    探偵の代名詞的存在となったホームズは、非常に人気があり、他の有名推理作家やファンらがホームズを登場させる小説が多く書かれている。これらは風刺であるパロディではなくファンとしてのものがほとんどであるためパスティーシュと呼ばれる。同時代の有名人(架空の人物を含む)との登場・共演や宇宙戦争 (H・G・ウェルズ)|宇宙戦争事件などとの遭遇がある。ホームズ物のパロディは歴史が古く1892年にドイルの親友で大衆作家のロバート・バーによって発表されたものが最も古い。マーク・トゥエインやオー・ヘンリーもパロディを手がけている。パスティーシュはドイルがホームズ物を書かなくなってから人気がでてきた。;『シャーロック?ホームズの功績』(1954年)

    :アーサー・コナン・ドイルの次男?アドリアン・コナン・ドイルとジョン・ディクスン・カー共著の短編集。「語られざる事件」に取材した12編を収録。;『シャルロット・ホームズの冒険』

    :角川書店の小説誌「ザ・スニーカー」に連載されていた吉岡平の小説。現代のイギリスを舞台にホームズの曾孫のパンク娘と日本人の古生物学者がコンビを組んで事件を解決する。「T・レックスの瞳」「暗殺者(マーダラー)のヒモ」「踊る人魚」の3編がありエンターブレインから出版されているファミ通文庫「シャルロット・リーグ」(全3巻)に収録されている(生涯独身だったはずのホームズになぜ子孫がいるのかについては触れられていない)。;『シャーリー・ホームズの冒険』

    :イギリス製のテレビドラマ。現代のイギリスを舞台にホームズの子孫の天才少女が活躍する。『シャルロット・ホームズの冒険』と違い、生涯独身だったはずのホームズになぜ子孫がいるのかについて一応納得のいくの回答がなされている(主人公はシャーロック・ホームズではなくマイクロフト・ホームズの子孫という設定になっている)。;『バスカヴィル家の宇宙犬』(1957年)

    :ゴードン・R・ディクスンとポール・アンダースン合作の短編小説集『地球人のお荷物』の中の一編。「バスカヴィル家の犬」が元。ワトソン役以外の登場人物が殆ど宇宙人に置き換わっている。;『シュロック・ホームズ』シリーズ(1960年-1981年)

    :ロバート・L・フィッシュ(Robert L. Fish)作のパロディ短編集、作品はすべてエラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジンに登載されたもの。日本では『シュロック・ホームズの冒険』『シュロック・ホームズ回想』(ハヤカワ文庫)、『シュロック・ホームズの迷推理』(光文社文庫)が出版され、全32編が翻訳されている。なお作者のフィッシュはMWA(アメリカ探偵作家クラブ)の1978年度の会長。;『恐怖の研究』(1966年)

    :エラリー・クイーン作。(作中の)推理作家エラリーのもとに、ワトスンの未発表手記と称するノートが届けられる。切り裂きジャック事件を追うホームズと、誰が何のためにそのノートを自分に送ったのかを探るエラリーの二重構造で進行し、やがてホームズがワトスンにも語らなかった真相が解き明かされる。;シャーロック・ホームズの宇宙戦争(1975年)

    :マンリー・W・ウェルマン&ウェイド・ウェルマン作。ハーバート・ジョージ・ウェルズ|H・G・ウェルズの『宇宙戦争 (H・G・ウェルズ)|宇宙戦争』に、ホームズとワトスン、『失われた世界』のチャレンジャー教授(他)が巻き込まれる。

    :*『宇宙戦争』の前日談『水晶の卵』を導入部に採用している。

    :*1902年の事件に変更している(天文学上の理由)。

    :*マローン(『失われた世界』に登場した記者)の描くハドスン夫人は、従来のイメージとは異なっている。;『漱石と倫敦ミイラ事件』(1984年)

    :島田荘司作。ロンドン留学中の夏目漱石とホームズの出会いと、彼らが巻き込まれた密室殺人事件の顛末を描く。漱石とワトスンのふたりの視点からの文章が交錯するスタイルをとっている。;『銭形平次ロンドン捕物帖』(1987年)

    :北杜夫作。銭形平次とホームズが(時代を超越して!)共演し、事件を解決する。『大日本帝国スーパーマン』(新潮文庫)に収録。;『シャーロック?ホームズの秘密ファイル』(1991年)

    :ジューン・トムスン作。「語られざる事件」に材をとった短編シリーズ。;『御手洗潔対シャーロック?ホームズ』(2004年)

    :柄刀一作。御手洗潔もの2本、ホームズもの2本、両者の対決編1本を収録した短編集。推理合戦はやや御手洗に分があるような描写がなされている。;『吾輩はシャーロック・ホームズである』(2005年)

    :柳広司作。イギリス留学中の夏目漱石が精神に支障を来した結果、自分がホームズだと思い込んでしまう。その後ワトソンの元に送られた漱石が、不在のホームズに代わって事件解決に挑む。『漱石と倫敦ミイラ事件』とは違い、ワトソンの一人称のみで語られている。;『シャーロック・ホームズの愛弟子』シリ−ズ(1997年〜)

    :ローリー・キング作。老境のホームズと、その弟子、メアリ・ラッセルの活躍を描く。集英社文庫から発売。

    :*『シャーロック・ホームズの愛弟子』。(1997年)シリーズ第1作。

    :*『シャーロック・ホームズの愛弟子 女たちの闇』(1999年)シリーズ第2作。

    :*『シャーロック・ホームズの愛弟子 マリアの手紙』(2000年)シリーズ第3作。

    :*『シャーロック・ホームズの愛弟子 バスカヴィルの謎』(2002年)シリーズ第4作。

    :*『シャーロック・ホームズの愛弟子 エルサレムへの道』(2004年)シリーズ第5作。

    :*『シャーロック・ホームズの愛弟子 公爵家の相続人』(2006年)シリーズ第6作。;『シャーロック・ホームズの息子』(2005年)

    :ブライアン・フリーマントル作。ホームズの息子、セバスチャンの活躍を描いたパロディ。新潮文庫から上・下巻で発売。;『ホームズ二世のロシア秘録』(2006年)

    :ブライアン・フリーマントル作。ホームズの息子、セバスチャンの活躍を描いたパロディ第二作。新潮文庫から発売。;『患者の眼 シャーロック・ホームズ誕生秘史1』(2005年)

    :デイヴィッド・ピリー作。ホームズのモデルとなった医学博士ベルが、若きコナン・ドイルと共に怪事件を解決するシリーズ第一作。TVドラマ「コナン・ドイルの事件簿」原作。


    [ 共演した同時代の有名人 ]



  • 切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)


  • ジークムント・フロイト


  • ハリー・フーディーニ


  • カール・マルクス


  • 森鴎外


  • 夏目漱石


  • 伊藤博文


  • ルイス・キャロル


  • アルセーヌ・ルパン


  • ドラキュラ伯爵


  • ジキル博士とハイド氏(ヘンリー・ジキル/エドワード・ハイド)


  • ネモ船長


  • アラン・クォーターメイン


  • フー・マンチュー


  • チャレンジャー教授


  • エリック(オペラ座の怪人)


  • セオドア・ルーズベルト(アメリカ合衆国第26代大統領)


    [ ルパン対ホームズ ]


    ホームズとほぼ同時期に人気を博していた小説ルパンシリーズへの登場が有名である。しかし、ドイルがルパンの作者モーリス・ルブランに抗議を行ったこともあり、これらの作品ではホームズは「(エルロック・ショルメス)?というアナグラム名、ワトスンはウィルソンという名前の別人に変えられた。日本語訳では翻訳者がエルロック・ショルメスという名前をホームズと変えている(但し、慣例によりワトスンはウィルソンのままである)ため、そこに描かれる卑怯ぶりや、銃で人質を殺してしまうといった行為がホームズのキャラクターと決定的に異なってしまっている。ルパンシリーズに登場するエルロック・ショルメスは1901年に最初にルパンと対決し(最も有力な説に従うと、エルロック・ショルメスは推定46-47歳、ルパンは推定27-28歳)、1903年にレイモンド=サン=ベランを結果的に銃殺してしまう。エルロック・ショルメス(日本語訳ではホームズ)が登場する作品には、『遅かったりシャーロック・ホームズ』、『ルパン対ホームズ』、『奇岩城』などがある。近年では日本の探偵作家芦辺拓が名探偵と大怪盗の本当の出会いとして『拭
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    [ その他 ]



  • 「シャーロック?ホームズの私生活」(1933年)

       ヴィンセント・スタリット著。ホームズ研究書の古典。


  • 「シャーロック・ホームズ ガス燈に浮かぶその生涯」(1962年)

       ウィリアム・ベアリング=グールドの(仮想)ホームズ伝。


  • 「シャーロック・ホームズの謎 モリアーティ教授と空白の三年間」(1984年)

       マイケル?ハードウィック著。ホームズの(仮想)自叙伝。


  • 「空からこぼれたStory」「テムズ川のダンス」

       上述のテレビアニメ「名探偵ホームズ」の主題歌。ホームズと、おそらくはハドスン夫人のロマンスがほのめかされる歌詞になっている。歌ったのはダ・カーポ (歌手グループ)|ダ・カーポ。


  • 三毛猫ホームズシリーズ

       赤川次郎原作の推理小説。



    ホームズシリーズから生まれたミステリ用語



  • ワトスン役

    :名探偵の相棒、もしくはその活動の記録者。


  • 赤毛トリック

    :「赤毛組合」に由来。ミスディレクション、はぐらかし、の一種。ドイル自身もいくつかの同工異曲作をものしているほか、鮎川哲也、島田荘司に同趣向の作品がある。


  • 鳴かなかった犬の推理

    :「白銀号事件」に由来。事件当夜の犬の「とても奇妙な行動」からホームズは犯人を特定した。現在では一種の禁じ手にされている。転じて「一見何の不自然もないことが、実はとても奇妙であること」。時に誤解されるが、「あの夜犬は何もしなかった」はホームズの台詞ではない。


  • バールストン・トリック

    :『恐怖の谷』の舞台となった邸の名に由来。トリックの概要自体は、ディケンズらに先駆がある。現実の捜査技術の発達で次第に姿を消した。


  • ソア橋のトリック

    :「ソア橋」に由来。S・S・ヴァン=ダイン、横溝正史らが後に同様のトリックを盛り込んだ作品を著している。



    脚注






    関連項目



  • シャーロキアン


  • 語られざる事件





    外部リンク



  • Sherlock-Holmes.es






    Quotation:Wikipedia
    - Article
    - History
     License:GFDL

  • posted by いとう at 04:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ミステリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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